よい融資と悪い融資あなたの融資計画はどっち? ~悪い融資は単なる延命装置…違う努力をしよう!~

免許皆伝 会計事務所の実践ノウハウ
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よい融資と悪い融資あなたの融資計画はどっち? ~悪い融資は単なる延命装置…違う努力をしよう!~


雨の日に傘は借りないこと!
いつも不思議に思うのが、会社経営者は結構簡単に金融機関から融資を受けてしまいます。代表者の連帯保証が付いたとしても、個人で借入れを行うよりも抵抗感が少ないということでしょうか…

ポイント
1. 現実的な返済計画が立てられない借入れは行わない
2. 事業が順調なときに法人と経営者個人の融資”枠”の確保を行う
3. 事業投資では、「投資資金の償却(費用化)できるのか?」「償却 (費用化)するための期間は?」をおさえておく

1.融資の良し悪し

会社がお金を借りる場合の良し悪しは、そのお金を借りることが長い目で見て、「会社の発展に寄与するのか」それとも「足を引っ張るのか」、そのどちらの可能性が高いかで決まります。
事業が明日どうなるのか、予測はできても、確実なものは何もありません。しかし融資を受けるということは、一定期間で毎月元本と利息を支払うことだけは確定してしまいます。
そのため、借入金を事業投資に回した結果、失敗した場合に、どうやって借入金を返済していくかをあらかじめ考えておくことが重要です。失敗したとき、どうにもこうにも返済方法が考え付かないような借入れは、悪い借入れとなります。

2.融資のケース別、良し悪し

融資を受けようかと考えるのはどのような時でしょうか?
具体的な事例に従って、融資のよし悪しを見ていきましょう。

融資のケース別、良し悪し

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