免許皆伝 会計事務所の実践ノウハウ
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ちりも積もれば…バカにできない振り込み手数料 1件数百円の差も年間10 万円程度の節約に!


コストダウンの方法はこれだ!
事業を営んでいると、毎月の支払件数が多くなるものです。月に数十件が普通だと考えられます。となると、気になるのが振り込み手数料です。振り込み手数料が高いと感じている経営者は多いでしょう。
個人口座と異なり、都市銀行の法人口座の場合、インターネットバンキングの基本的なサービスで、
  他行あて(2009年8月20日現在>)
   3万円未満  525円
   3万円以上  735円
となっています。

月に20.30件の振り込みがあれば、すぐに1~2万円の銀行手数料がかかってくるわけです。もちろん、インターネットバンキングには別途、月額固定費用もかかってくるので、これも無視できない費用となります。

ポイント
1. 振り込み手数料も立派な経費。ネット専業銀行に経費支払口座を 開いて、年間10~20 万円コストダウンしましょう
2. 振り込み手数料をカットする裏ワザとして、ネット専業銀行の代 わりに、個人名義の口座の利用も考えられる

1.ネット専業銀行に口座を開設しよう

振り込み手数料が高いとはいえ、都市銀行に口座を開設しないわけにもいきません。また、口座開設時にはインターネットバンキングの利用申込みも不可欠です。
そこで、この都市銀行の口座に加えて、振り込み手数料の安いネット専業銀行などでの口座開設をおすすめします。
銀行口座数は1~2口座、多くても3口座までにするのがお奨めです。

たとえば、
 1.売上入金口座(都市銀行)
 2.経費支払口座(ネット専業銀行など)
とするわけです。

これなら、支払い時にかかる振り込み手数料を比較的安く抑えることができます。ちなみに、ネット専業銀行の振り込み手数料は以下のとおりです。
 住信SBIネット銀行
  他行あて(2009年8月20日現在)
   3万円未満  160円
   3万円以上  250円
 ジャパンネット銀行
  他行あて(2009年8月20日現在)
   3万円未満  168円
   3万円以上  262円
いかがでしょうか。十分、検討に値する金額だと思います。

2.振り込み手数料を安くする裏ワザ

振り込み手数料を安くする裏ワザを紹介しましょう。それは、個人名義の口座を法人決済口座として利用する方法です。
名義が個人であれば、法人で利用できないと思われるかもしれません。しかし、税務上、その口座での取引がすべて法人取引に該当し、会計帳簿にすべて取り込んでいれば、問題視されることはまずありません。
個人口座からの振り込み手数料のほうが安いことを利用した方法です。

ただし、通常、プライベートで使っている口座から振り込みを行った場合、税務調査でプライベートも含めたすべての通帳を提出しなければならなくなってしまいます。当然、プライベート部分を覗かれることになりますし、痛くない腹をさぐられることになりかねません。

そのため、必ず個人名義の口座であっても、法人取引だけを行う口座として利用しましょう。もちろん、銀行側からクレームが入る可能性は十分あります。あまり件数が多いと目立ってしまいますので、この方法は止めておいたほうが無難でしょう。

会社を経営する際は、コストは1年単位で考えましょう。
月に1万円はわずかな金額だと感じる人もいるでしょうが、年間にすると12万円です。12万円、利益がまるまるなくなってしまうのは惜しいことですから、コストダウンする余地があるのであれば、ぜひトライすることをオススメします。

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