会社を設立してから、いや会社を設立することを決意してから初めての決算までの間に、法務上・税務上の手続きだけでなく、経営面においても色々なことがあります。
そして経営者を志す者はその一つひとつに対して決断していくことが求められます。150件以上の新設法人の立ち上げに携わる中で、経営者の方が同じようなポイントで、勘違いをしていたり、つまずいたりしているケースが非常に多いということに気づきました。
何故なのか?
学校教育では起業家に向けた実務を体系的に教わる機会がなく、試行錯誤しながら身につけるものという、共通認識が世の中にあるからだと思います。
同じような義務教育、高校、大学教育を受けた者が、同じ落とし穴に落ちるというのも、当然なのかもしれません。
学校の試験ではないので絶対的な正解はないのですが、一発勝負の賭け事ではなく企業を着実に成長させていくためには、基本的なセオリーがあります。経営者の個性、企業の独自色といったものは、それを踏襲した上に積み重なるものと考えます。
起業された多くの経営者の方と話をするなかで、よくある相談内容とその相談に対するアドバイスを物語風にした冊子を作成しました。
新しく会社を興す経営者の1年間分を、1時間程で疑似体験して、『転ばぬ先の杖』を是非手にして下さい。
この物語では、どちらかというと安全性、確実性を重視した経営判断を善しとしています。また筆者の私見が多分に織り込まれています。一つのものの見方として理解して頂けると幸いです。
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